長野県公立高校入試分析ー理科編
(2019.10.16)
公立高入試分析の第2回目は、理科です。東ゼミ通信第21号にて、昨日から生徒さんにお渡ししています。
入試5科目中、最も平均点が低いのは、ここ2年つづけて「理科」でした。この数年間をみても、最低点は理科と数学が交互にとっています。点が取りにくい科目であるといえます。
平均点が低い理由は、出題側にも受験生側にもありそうです。そのうち問題の傾向で見られることは、問題文自体が長く複雑になっていることです。まず、実験図などの図やグラフの読み取りは必ず要求されます。また、問題文中の情報量が多いために、大切な条件が見落としやすくなっている場合があります。
対策としてはやはり、過去問などで本試験レベルの問題に慣れておくことが効果的でしょう。
ただし、受験生がまずやるべきことは、教科書をしっかり読んで基礎を正しく理解することです。
基本あっての応用、基礎に基づく思考・分析、を忘れてはいけません。
来年度入試のために注目すべき用語の一覧表も載せましたので、参考にしてください。