長野県公立高校入試分析-社会編
(2019.9.22)
本年度もまた、長野県公立高校入試分析を始めました。今年は社会科を第一回目に選びました。東ゼミ通信第20号にて、先週金曜日から生徒さんにお渡ししています。
今春の長野県公立高校後期選抜試験では、社会科の平均点は例年よりだいぶ上がりました。平均点がある程度高くなった科目は翌年難しくなるという過去の実績から推察すると、来春の社会科はある程度の難化を覚悟しなければなりません。
では、どういう方向での難化が考えられるでしょうか。
入試、とくに社会という科目では、マイナーな知識を問うことで平均点を下げようとすることはないと見られています。昨今の入試は、知識の豊富さよりも、基本知識に基づく思考力が年々重要視されているからです。
たとえば、地図・年表その他の資料を読ませる内容の問題文が長くなるとか、記述させる問いが増える、というように、形式的な難易度が上がることが考えられます。したがって、それを見越した対策や準備、心構えが必要になりそうです。
来年度入試のために注目しておく用語も記載しましたので、参考にしてみてください。