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ブログ (個別記事)


雑草魂

 (2018.7.24)

現巨人の上原投手を表す言葉としてたびたび耳にする「雑草魂」。その意味は、エリートやサラブレッドではなく雑草のような生い立ちから努力して這い上がってきた者、とのことです。
甲子園に出られず、浪人までして入った大学でもなかなかエースになれなかった上原投手にピッタリの言葉でしょう。もちろん、たとえ甲子園のスターであっても、多くはうまれつきのサラブレッドではなく懸命な努力の結果でもあるでしょうから、誰の中にも雑草魂はあるのかもしれません。
わたしが思うに、雑草か否(=たとえば綺麗な花)か、は人間の価値観による区別なので、雑草=不幸やハンディ、というものではなさそうです。むしろ雑草の特徴は、踏まれたくらいでは枯れないという強さや、驚くほどの成長の早さ、というところにあるような気がします。弱みというよりむしろ強みばかりですね。(もちろん、綺麗な花の多くもそのような強みを持っているでしょう)。
教えている子どもたちにも、ちょっとくらい踏まれてもへこたれない雑草のような強さを持って欲しい、と思います。実際、雑草に例えるまでもなくみんなの成長の早さは驚くほどですし。

季節がら、毎日自宅の庭の草むしりに苦労しているので、雑草のことばかり考えています。なお、「雑草魂」の読み方は「ざっそうこん」ではなくて「ざっそうだましい」です。では。